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アストロスケール英国、英国政府の宇宙レジリエンス強化を支援する1,500万ポンドの英国国防省契約を受注

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持続可能な宇宙環境を目指し、スペースデブリ除去を含む軌道上サービスに取り組む株式会社アストロスケールホールディングス(本社:東京都墨田区、創業者兼CEO 岡田光信)の英国子会社であるAstroscale Ltd(以下「アストロスケール英国」)はこの度、英国国防省(MoD)より、新たな防衛プログラム「LEDA」の主契約企業として、1,500万ポンドの契約を受注しました。本プログラムは、宇宙状況の把握、宇宙資産の保護、および宇宙空間における運用能力の開発に関する当社の豊富な実績を基盤とするものです。

近年公表された英国宇宙戦略(UK Space Strategy)では、防衛および国家安全保障が重要な優先課題として位置付けられており、重要な宇宙インフラの保護と、より強靭な宇宙産業基盤の構築に重点が置かれています。英国が依存する通信、測位、情報収集サービスは衛星によって支えられていることから、同戦略では、軌道上の活動を把握し、脅威に対応し、安全かつ継続的な宇宙利用を確保するための能力強化の必要性が強調されています。

宇宙環境がますます複雑化し、混雑化し、さらに競争が激化する中、各国政府は軌道上で何が起きているのかを正確に把握し、地上の社会・経済活動を支える宇宙インフラを保護するための能力への投資を進めています。こうした投資は英国の防衛投資計画(Defence Investment Plan)にも反映されており、2030年までに宇宙分野へ32億ポンドが配分されています。同計画では、宇宙領域は「現代の高強度戦における中枢神経系」と位置付けられています。

本契約はアストロスケールが受注し、BAE SystemsおよびOpen Cosmosが主要パートナーとしてプログラムを支援します。今回の受注は、アストロスケールがこれまで実証してきた技術的実績に基づくものです。アストロスケールは、軌道上で他の物体へ接近し、点検し、安全に近傍運用を行う能力を有しています。当社の実証ミッション「ELSA-d」では、クライアント衛星とのランデブーおよび磁力による捕獲に成功しました。また、2024年に実施した「ADRAS-J」では、協力的でないロケット上段機体に15メートル未満まで接近し、詳細な点検を実施しました。

アストロスケール英国のチームは、ADRAS-Jミッションにおいて地上システムの開発を担当するとともに、軌道力学運用を主導し、軌道変更計画の策定や衝突リスク監視などを実施しました。この経験は、軌道上サービス、スペースデブリ除去、防衛分野における当社の事業展開を支えています。その代表例として、商業衛星を対象とした世界初のアクティブデブリ除去ミッションとなる予定の「ELSA-M」や、英国独自の防衛能力の構築を目指す「Orpheus」プロジェクトが挙げられます。

本プログラムは、英国が宇宙における安全保障とレジリエンスの強化をこれまで以上に重視する中で開始されるものです。アストロスケールは、英国国内における宇宙能力の向上と国際協力を両立させるアプローチを推進しており、軌道上運用に関する専門知識を活用して、国内需要への対応だけでなく、将来的な海外市場への展開も視野に入れています。